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ご当地防災の旅~栃木県編~

更新日:2023年6月5日



栃木県は内陸県のため、海洋型の地震に対して揺れは比較的少ないと考えられており、津波被害の発生確率も低いとされています。


一方で、県内には鬼怒川や利根川などの河川が流れており、豪雨による河川氾濫の被害も度々発生しています。さらに山間部に位置するため、直下型の地震の際は山崩れや土砂災害の被害が懸念されます。


ここでは、そんな背景を持つ栃木県の防災対策について紹介します。

 

目次

 

栃木県防災館

栃木県防災館は、災害に備えるための体験・学習を通じて、地域住民の防災意識を高めることを目的とした施設です。


館内には、風速30メートルの強風を体験できる「大風体験室」や、震度2から7までの揺れを体感できる「地震体験室」、その他「大雨体験室」や「煙の迷路体験室」などの設備を備えています。


120席完備の大シアターでは、防災関係の映像を上映しており、クイズ形式で防災に関する知識を学ぶことができます。


家庭の防災対策について学ぶことができるALSOXコーナーでは、家庭に備えておきたい防災セットや耐震用品、非常食の数々を紹介しています。


救命・救急訓練室や特設コーナーもあり、東日本大震災での津波、避難誘導、放水活動、炊き出しや一斉捜査などを30点以上のパネルで紹介しています。小人数での鑑賞に便利なミニシアターも設置されています。


見学順路や所要時間は人数等によって異なるため、事前に確認が必要です。




 

栃木県 危機管理・防災ポータルサイト

栃木県 危機管理・防災ポータルサイトでは、栃木県が発信する各種防災ニュースを取りまとめており、様々な情報を得ることができます。


具体的には、

・道路状況や停電情報といったライフライン情報

・土砂、浸水、洪水などの気象情報へアクセスできる各種サイトへのリンク集

・火山、地震などの自然災害への知識集およびそれらの情報へアクセスできる各種サイトへのリンク集

などが掲載されています。


また、「防災いろは~日頃から備える防災対策~」と称した防災対策の情報発信や、防災・安全に関する動画へのアクセスもできるようになっています。



 

防災とちぎ

「防災とちぎ」は、栃木県の地域別、市区町村別に気象情報・災害情報を確認できるサイトです。さまざまな災害情報に加え、地域ごとに異なるリスクや危険性も把握できます。


また、過去の災害情報を検索して閲覧することもできます。これにより、災害時に現在の状況と比較して、災害の影響や被害の予測がしやすくなります。災害が迫っている場合には、これらの情報を活用して、最適な行動をとることが大切です。



 

地域ごとの防災対策を学んで、社会全体で災害に備えよう

栃木県は、内陸県であるため海洋型の災害は少ないものの、内陸型の災害に弱いという特徴があります。そのため、栃木県では様々な防災対策を行っています。栃木県防災館や栃木県 危機管理・防災ポータルサイト、防災とちぎなど、様々な情報を得ることができる施設やサイトがあります。防災意識を高めるためにも、これらの施設やサイトを活用して、防災について学びましょう。


栃木県に限らず、地域ごとに異なる防災対策を知ることは、いざという時に役立ちます。防災に関する情報収集や知識の習得は、地域社会においても大切なことです。今後も防災について積極的に学び、災害に強い社会を目指しましょう。



次回は”群馬県”を特集予定です。お楽しみに!

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