みなさん、突然ですが防災対策はされてますか?
近年は毎年のように大規模災害がおこってしまっています。
記憶に新しいところで、2022年9月に静岡県で台風15号による大雨で土砂崩れや浸水により甚大な被害が出ておりました。
自治体も対策はしていたものの経験不足等により後手後手に回ってしまい、市民から批判の声も上がってしまっていました。
災害による被害を最小限にするためにも、国や自治体の対策だけに頼るのではなく、ご自身でも日頃より備えてみてはどうでしょうか。
例えば、近年流行のキャンプ、、、
ライフラインが使えない「非日常」という意味で、災害時の状況と近しく、限られた物資だけで寝泊まりするキャンプ場での体験は、避難所生活の疑似体験にもつながると思います。
また、一日のほとんどを野外で過ごすキャンプ生活では、衣・食・住に関わる道具が必要になるため、キャンプ道具はそのまま防災時にも役立ちます。
キャンプ道具といっても様々な種類があり、その人個人の楽しみ方により必要になるものも変わってきます。
ここでは、最低限必要と思われる防災時にも使えるキャンプ道具をご紹介したいと思います。
【寝袋】 キャンプ用品の代表的なアイテムの1つである寝袋(シュラフ)。避難する人が多い場合、寝具や寝る場所が不足する場合があるので寝袋があると安心だと思います。 | |
【キッチン道具】 災害時も温かい食べ物はきっと心身に元気をくれるはずです。 キャンプ道具のシングルバーナー(持ち歩ける一口コンロ)やメスティン(見た目お弁当箱)があれば、炊く・焼く・煮る・湯沸かしまで可能でなんとフタはお皿になるので、一通りの調理・食事ができると思います。 | |
【浄水器、ウォーターパック】 水は生命の維持に欠かせないものであり、料理や飲料だけでなく衛生環境の維持にも必要となります。 一日一人3ℓが目安と言われており、災害時における数日分の水を確保するために節約も大事ですが、雨水や川の水でも飲めるよう(再利用)できるように浄水器とウォーターバックを用意しておくと安心だと思います。 | |
【蓄電池・モバイルバッテリー】 停電時に電力を確保でき、アウトドア用の蓄電池は容量の種類も豊富で、1つあると安心です。 特にスマートフォンは災害時の連絡手段、情報の取得手段やライトとしても使えるので、電源の確保は重要となります。 | |
【LEDランタン】 LEDランタンは燃料を使用せず、乾電池やバッテリーなどで明かりを灯すため、テント内などの密閉した空間や子どもでも安心して使用することができます。 |
このようなキャンプやアウトドアを通じてサバイバルスキルや知識を培い、災害発生時にも活用できると思います。
キャンプ場に行く時間がないという方は、災害発生を想定して自宅や付近の河原等でキャンプをやってみるのもおすすめです。
Comments