非常食はあまりおいしくないイメージがありませんか?乾パンやレトルト食品など、とりあえずお腹を満たすものというイメージかもしれません。しかし、実際にはおいしくて満足感がある非常食が多く販売されています。今回は、そんな新しい非常食「一汁ご膳」のご紹介と試食レビューです!
※当社社員の試食レビューです。
目次
一汁ご膳とは?
「一汁ご膳」とは、ご飯(アルファ米)とレトルトスープがセットになった非常食です。このセットさえあれば、「ご飯と汁物」という食事を手軽に食べられるのが特長です。
水すら不要でおいしく食べられる
「一汁ご膳」の食べ方は2種類あります。一つ目は、アルファ米を水かお湯で戻して、ご飯と汁物という定食風にして食べる方法。二つ目は、レトルトスープでアルファ米を戻して炊き込みご飯風で食べる方法です。
避難生活で水が手に入りにくいときやできるだけ水を節約したいときに、後者の食べ方ができるのはとてもありがたいですね。メーカーが推奨している食べ方でもあるので、おいしく食べられるのもうれしいポイントです。
食器類もセットになっている
「一汁ご膳」の箱の中には、
・アルファ米
・レトルトスープ(豚汁またはけんちん汁の2種類)
・スプーン
が入っています。
さらに、これらが入っている外箱も、トレーとして使えるよう工夫されています。ガイドに従って組み立てると、外箱がご飯とレトルトスープを安定して食べられる食事ボックスとしてご使用できます。食料はもちろん食器やテーブルの確保も難しい避難生活を考えた設計になっています。
不足しがちな栄養素と水分を補う
一般的な非常食は炭水化物に偏りがちな傾向にあるため、避難生活ではビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素が不足しがちだと言われています。また、飲み水の確保が難しい状況では、水分不足にも陥りやすいです。こうした栄養不足・水分不足が続くと、体調不良になるだけでなく、メンタルにも悪影響が出てしまう恐れもあります。
「一汁ご膳」は、エネルギー補給ができるご飯と、野菜やお肉が豊富に入ったレトルトスープのセットなので、不足しがちな栄養素や水分を補うことができます。
実際に食べてみました!作り方は簡単?本当においしいの?
非常食なのにご飯と汁物という「ちゃんとした食事」がとれる「一汁ご膳」、実際に作って食べてみました!人気だった食べ方や味の感想をレポートします。
温めても常温でも!状況に合わせて選べる作り方
「一汁ご膳」は、非常時でガスが止まるなどお湯が使えないことを想定して、常温でも食べられるようになっています。
常温で食べる場合
1.常温の水でアルファ米を戻し、常温のレトルトスープといっしょに定食風に食べる
2.常温のレトルトスープでアルファ米を戻し、炊き込みご飯風にして食べる
温めて食べる場合
3.お湯でアルファ米を戻し、レトルトスープは湯せんにかけて温めて食べる
4.レトルトスープを湯せんで温め、そのスープでアルファ米を戻して炊き込みご飯風にして食べる
実際に4つの作り方で食べてみた結果、4の温めて炊き込みご飯風にして食べる方法が一番おいしいと人気でした!お湯が確保できる状態なら、ぜひ温めて食べてみてくださいね。
けんちん汁のセットを食べてみた感想
まずはけんちん汁のセットを食べてみました。常温のけんちん汁でアルファ米を戻す炊き込みご飯風の食べ方で作りました。
実際に食べてみると、具が大きくて食べ応えがあり、味付けもしっかりしているのでこれだけで満足できる!という声が多く上がりました。
アルファ米に対してスープの量が最適化されているので、ご飯の硬さや味付けの濃さもちょうど良く、まさに炊き込みご飯を食べている感覚で食べられます。
豚汁のセットを食べてみた感想
次に豚汁のセットを食べてみました。豚汁の方は、ご飯と豚汁を別々に食べる定食風の食べ方です。
こちらもけんちん汁と同じく、大きな具がゴロゴロと入っていて、レトルトではない豚汁と遜色ないぐらいの満足感がありました。スープ自体も出汁が効いていておいしく、豚肉が入っているのでうまみやコクもしっかりと感じられました。
どちらも想像以上においしい!
試食したメンバーの中でよくあがった声は、「想像以上においしい!」という驚きの声でした。セットのレトルトスープでご飯を戻す方法なら水すら不要で、こんなにおいしい食事がとれるとは…。非常食の進化にびっくりです。
常温でもじゅうぶんおいしいのですが、温めて食べるとさらにおいしくなるので、水やガスが使える状況なら温めて食べることをおすすめします。
「一汁ご膳」はこんな企業におすすめ!
非常食を備蓄している企業のなかには、主食のみ備蓄していて栄養面には配慮できていない企業も多いのではないでしょうか。食器類や他の食材をそろえなくても、これ一つで完結できる「一汁ご膳」の備蓄をぜひ検討してみてください。
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