top of page
No.1のリスク対策・防災情報
​❷
No.1B S 報道部
​No.1の防災事業レポート
No.1B S レポート 

健康的な避難生活を送るために必要な栄養とは



大規模な災害が発生すると、交通機関や通信網が寸断され、食料や水の調達が困難になることが予想されます。東日本大震災以降、災害に備えて非常食を備蓄しておく重要性は広く知られてきました。しかし、備蓄すべき非常食の栄養バランスについてはまだあまり重要視されていないのではないでしょうか。


非常食で栄養が偏ると、体調不良や免疫力低下、ストレス耐性低下などのリスクがあります。今回は、被災生活で不足しがちな栄養素と、それらを摂取するためにすべきことをまとめました。

 
 

避難生活で不足しがちな栄養素とは

非常食の多くは、即効性のエネルギー源と、空腹を満たすことを重視した商品が多く、炭水化物が主成分となる傾向があります。また、被災地には野菜・肉・魚・乳製品などの生鮮食品が届くことが少ないため、結果的に避難生活中は炭水化物以外の栄養素が不足しがちです。


例えばたんぱく質や鉄分・ビタミン類・食物繊維など、人間が生きる上で重要な栄養素が不足すると、体力低下や頭痛、めまい、不眠、肌荒れなどの健康被害が発生する可能性があります。さらに長期間にわたって不足すると、大きな病気につながる恐れもあります。


たんぱく質

たんぱく質は、筋肉や臓器、骨の材料として必要不可欠な栄養素です。食事をした後に満腹感を得られるため、精神的な安定にもつながります。たんぱく質が不足すると筋肉量や筋力の低下につながり、運動機能や活動量が低下することで日常生活に支障が出る恐れもあります。


鉄分

鉄分は、成長期の子供や女性で摂取量が不足しがちなミネラルですが、不足すると貧血を引き起こしたり、疲労感やだるさを感じやすくなるといった健康被害が考えられます。


ビタミン類

ビタミン類にはさまざまな種類がありますが、不足すると感染症に罹りやすくなったり、肌荒れや口内炎が起きるなど皮膚や粘膜に悪影響を及ぼしたりします。また、成長期の子どもにとっては成長阻害や発達抑制を起こすリスクがあるともいわれています。


必要な栄養を摂取するためには

避難生活では炊き出しやお弁当の提供などがされるケースも多いですが、そういった機会があってもなお、上記栄養素は不足しがちです。自宅で非常食を備蓄するなら、上記栄養素が含まれる非常食もいっしょに備蓄しましょう。非常食で補うのが難しい場合、サプリメントを有効に活用するのもおすすめです。


たんぱく質摂取におすすめの非常食

・缶詰(大豆水煮缶、サバ缶、ツナ缶、アサリ缶など)

・乾物(高野豆腐、大豆ミートなど)

・レトルト食品

・プロテインバー


鉄分摂取におすすめの非常食

・缶詰(大豆水煮缶、ひじき缶)

・鉄分グミ、サプリ

・煮干し(ローリングストック向き)


ビタミン類摂取におすすめの非常食

・缶詰(果物缶、ひじき缶、ミックスビーンズ缶、トマト缶など)

・雑穀ミックス(白米と一緒に炊く)

・乾物(海藻ミックス、カットワカメ、ひじき、切り干し大根)

・缶ジュース(果実ジュース、野菜ジュースなど)

・ドライフルーツ、ミックスナッツなど


企業では、上記で紹介した種類の非常食を用意するのは難しいかもしれません。

そんな時は「食品置き型サービス」を利用するのもよいでしょう。

食品置き型サービスの中には、お菓子やパンだけではなく、惣菜やサラダ、カットフルーツなどを常備できるサービスもあり、福利厚生としても利用できます。


多様な非常食を備蓄しよう

ただでさえ非常時でストレスフルな避難生活は、健康被害という二次被害が起こりやすい環境です。栄養価の高い新鮮な食品が手に入りづらく、避難生活が長くなるほど、必要な栄養素は不足しがちです。


非常食というとアルファ米や乾パンといった炭水化物を思い起こしがちですが、こうした定番の食品に加えて、サプリメントやその他の栄養補助食品を備蓄品に取り入れることを検討するのもよいでしょう。



最新記事

すべて表示

Comments


Commenting has been turned off.
bottom of page