災害時の通信制限下でも音声通話が可能な災害用無線機「ハザードトーク」。
前回は、ハザードトークが選ばれる3つの特長と、実際に体験した際の通話時の音質についてレビューしました。
今回は、より詳細な使い方の紹介と、実際の音声通話時の録音データとともに詳細なレビューをお届けします!
目次
・最後に
3つの通話方法と実際の使い心地
ハザードトークは、以下の3つの通信方法に対応しています。
①通常のスマートフォンと同じ音声通信
②法人専用データ通信を利用した双方向音声通話(PTTボタン)
③インターネットを利用した通信(050プライム)
※②のPTTボタンとは、ボタンを押しながら話す事でハザードトーク同士
トランシーバーや無線のように一斉送信する事が可能
今回は、①と②それぞれの通話品質を見ていきましょう。
① 通常のスマートフォン同じ音声通信
次に、ハザードトーク同士で音声通信を試しました。
実際の会話を録音したデータはこちらからお聞きいただけます。
[録音データのリンク]
聞いていただくと、電車が行き来する駅でも問題なく通話できていることがお分かり頂けます。
② 法人専用データ通信回線使用したパケット通信
パケット通信での音声通話を試しました。
これは、音声をパケットに変換し、災害時に規制されづらい専用の法人専用データ通信回線を使って送信する通信方法です。
災害時にもクリアな音声で通話できることが特長です。
2台のハザードトークそれぞれをA・Bと設定し、相手の連絡先を選択しPTTボタンを押すだけでトランシーバーのように通信が繋がりました。
パケット通信を使用し、音声へ変換しておりますが、データ使用量が少なく、災害時も安心して使用する事が出来ます。
実際の会話を録音したデータはこちらからお聞き頂けます。
[録音データのリンク]
聞いていただくと、地下にいるAさんと高層階にいるBさんでも、ノイズのないクリアな音声通話ができていることがわかると思います。
体験している人も言っている通り、必ずアンテナが必要な衛生電話とは違い、地下や高層階にいてもハザードトークさえあれば通話ができるのは災害時も心強いですね。
緊急地震速報にも対応
ハザードトークには、地震があった場合、気象庁のサーバーからシステムへ通知が入り設定された震度設定にかかるとハザードトークの端末が鳴動します。
ハザードトーク購入時に、どの程度の震度で設定するか、購入者自身で決めることができます。
2022年11月17日千葉県北西部の震度3の地震の際もハザードトークで情報を確認することができました。
普段の業務に使うアプリも利用可
ハザードトークの特長の一つに、「災害時以外は普段のスマホとして使用できる」点があります。
実際によくビジネスで使用するGmailをGoogleplayストアからダウンロードし、操作してみましたが、ダウンロードも操作もストレスなく進めることができました。
最後に
ハザードトークの一通りの機能を使ってみました が、どれも操作は簡単で、気になる通話もスムーズに行えました。
1台で通常の業務にも有事に使えるのでありがたいと感じました!
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