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非常時でも安心のつながり易さ!災害用無線機 ハザードトーク

更新日:2023年7月7日


災害時の備えとして、食料や水の確保や避難場所の確認等をしている人は多いでしょう。 

しかし、連絡手段の確保についてはどうでしょうか?


非常時の連絡手段を確保することは、企業防災・事業継続の上で非常に重要です。ここでは、東日本大震災での体験談を交えながら、連絡手段の確保に役立つ情報を紹介します。



 

目次

 

突然の大災害…連絡が取れない!

2011年3月11に発生した「東日本大震災」。

当時、東京で勤務していた私は、遅い昼食を終え出先から会社へ向かっていました。そんなときに突然、これまでに体験したことのない大きな揺れを感じたのです。


揺れとともにパニックが少し収まってきたころ、気にかかったのは家族の安否と会社の状況でした。開けた場所を求めて走り回り、個人携帯や会社から支給されている携帯電話で各所に電話してみましたが、なかなかつながりません。ふと周りを見てみると、周囲の人も不安な面持ちで電話をかけている様子に気が付きました。そこでようやく、回線が込み合っていてつながらない可能性に思い当たったのです。


当時、私と同じような体験をされた方も多いのではないでしょうか。この東日本大震災を きっかけに、災害時には携帯電話がつながりにくくなることが広く知られるようになって きましたね。


電話がつながりにくくなる原因は回線の混み合いもありますが、大規模災害時に行われる 通信規制が原因になることもあります。実際、総務省が発表した東日本大震災時の通信規制率によれば、携帯電話の音声通話は、最大で95%~70%の通信規制が実施されていたことが分かっています(出典:総務省「平成 23 年版 情報通信白書」)。


私の場合、すぐ会社に戻ることができ、家族の安否も少し後になって知ることができましたが、より深刻なケースも多くあるはずです。たとえばインフラや医療に携わるビジネスパーソンにとって、一刻を争う災害時、連絡が取れないことはまさに死活問題でしょう。


通信規制が行われてしまうと、普段どんなに高速な通信ができるデバイスでも全く使い物になりません。こうした背景から、昨今注目を集めているのが「災害用無線機」です。


今回は、災害時でもつながりやすい機能を持ちながら普段使いもできる「災害用無線機ハザードトーク」をご紹介します。



災害用無線機 ハザードトークとは?

ハザードトークは、法人専用データ通信回線を利用することで、災害時でも安定した通話 はもちろん、写真や動画の共有までできる災害用無線機です。屋内や屋外、地下でも利用が可能なため、通話をするために屋外など電波の良い所に移動する必要がなく、従来の無線機のように距離を気にする必要もありません。


さらに、デュアルSIMに対応しているため、従来のスマートフォンと同じように通常時は音声及びパケット通信を利用することが可能なことが特徴です。



災害用無線機 ハザードトークが選ばれる3つの特長

特長① 災害時でもつながりやすい


ハザードトークの最大の特長は、通信規制をともなう有事でも普段のスマホと同じように通話ができる「つながりやすさ」です。


その秘密は、データ帯域(通信回線)と通信方式にあります。ハザードトークは、音声をパケットに変換し、災害時に規制されづらい専用の法人専用データ通信回線を使って送信することで、災害時にもクリアな音声で通話ができる独自の仕組みを持っているのです。


一般的な衛星電話は、天候や場所に左右され、都心部ではビル影等の影響で利用困難となることが多々あります。


一方ハザードトークの場合は、屋内や地下にいても専用アンテナも必要なく通話することができます。






特長② 日常使いにも対応


2つ目の特長は、災害時以外のときも通常のスマートフォンとして使用することができるという点です。


ハザードトークはデュアルSIMタイプを選択することができ、一つを普段スマホで使用するSIMカードを、もう一つを非常用の法人専用データ通信回線(パケット通信)のSIMカードを入れることで、平時はスマートフォンとして、災害時は緊急用の無線機として使用できるようになります。回線の切り替えも、端末の設定から簡単に変更可能です。


通話方法は3つあり、ハザードトーク同士はもちろん、通常のスマートフォンへの通話も可能です。


①通常のスマホと同じ音声通信(デュアルSIMタイプのみ使用可能)

②法人専用データ通信回線使用したパケット通信

③050プライムのアプリを利用したインターネット通信


普段使いの携帯と緊急用会社携帯の2台を持ち運ぶ必要がないのは大きなメリットですね。



特長③ 持ち運びやすい


3つ目の特長は、持ち運びやすさです。


無線機というと無骨なデバイスをイメージしがちですが、ハザードトークは重さ215gと比較的軽く、女性の方も簡単に持ち運びできる大きさです。


外形寸法は幅73.5mm、奥行き149.5mm、厚み13mmと、通常のスマホに比べ少し厚みはありますが、普段使いでも邪魔にならないサイズ感と言えます。


4,000mAhの大容量バッテリーを内蔵しており、通常のスマートフォンと遜色はありません。

 


 

実際に使ってみた!音声は?つながりやすさは?「ハザードトーク」口コミレビュー

 

気になるのが実際の使い心地ですよね。

今回は、ハザードトーク同士の通話と他キャリアへの通話をさまざまな場所で試してみみました!


結論から言うと、ハザードトーク同士の通話も、他キャリアへの通話も、普段使用しているスマホと同じようにスムーズに聞こえました。


まずは、PTTボタンを押した通話を試しました。このボタンを押しながら話すことでトランシーバーや無線機のように一斉送信を行うことが可能になっています。屋内・屋外ともに、通話中はとてもクリアな音声で、通常のスマホの音質と同等の聞こえ具合でした。

※PTTボタンとは、ボタンを押しながら話す事でハザードトーク同士トランシーバーや無線のように一斉送信する事が可能


次に他機器との通話に使える050プライム(050外線発着信機能)で試しましたが、こちらもノイズがないクリアな音質でした。


最後に他キャリアへの通話です。オフィスビル内から地下1Fでの屋内の通話テスト、屋外の公園での通話テストを行いました。結果、いずれの場所でも電波にはまったく問題なく、災害用無線機ハザードトーク同士の通話、他キャリアへの通話も問題なくできました。



企業防災の新常識!「ハザードトーク」で災害時もスム ーズな連絡を

一刻を争う災害時、通信手段を確保しておくことは、企業にとって会社や社員を守ることにも直結します。


1台で通常時・災害時の二役で活躍する「ハザードトーク」なら、いざというときも安心ですね。


今後も、有用な情報を発信していきます。

 

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